「あきらめのわるさ」
「あきらめの悪さ」
(前に同じ様な事をかきましたが…)
毎日多量の飲酒に喫煙、暴飲暴食、ストレス過多
塩分、糖質過剰摂取の生活…
いわゆる生活習慣病は別として
先天性の疾患は
誰のせいでもないと私は考えます
私は確率の問題ではないかと思います
心室や心房に孔があいているなどの
心疾患を持って生まれてくる赤ちゃんは
100人に1人
全校300人の学校なら3人は心疾患を持って生まれてきたとなります。
しかし、親御さんは少なからず自分を責めます
それは親だから
五体満足に生んでやれなかったと
自分を責めます
夫は自分が心疾患や手や手首の奇形である事に対して親を責めたりした事は
「ない」と言います
むしろ、育ててくれて、今も支えてくれて
「ありがとう」と言います
私はどうでしょう…
口に出して息子に言った事はありませんが
申し訳ないと心のどこかにいつもあります
それは母親だからかもしれません
そして心の奥底に闇があります
お腹に戻せるならば戻したいと何回も何回も思いました
初めて息子が手術を受けた時
息子の柔らかいきれいな白い肌に
一本のメスのあと
これを見た時はなんて事を息子にしてしまったのだと思いました
手術をしなければ治らないとわかっていても
小さな体に沢山の点滴、ドレーン…
真っ青な顔
今でも決して忘れる事はありません
だからこそ、私は強くなりました。
入院はほぼ付き添いをし、
息子を励まし、共に病院で生活をして
私がいる事で息子が心強く、寂しくならずに
治療を受けられるならばそれでいい
そう思い生きてきました。
それに入院は外来の短い時間とは違い
医師と話す時間が沢山あります
看護師さんはどうやってスムーズに処置をしているのか?
学ぶ事も沢山あります。
付き添いは精神的にも肉体的にもきついですが
私は勉強の時間だと思っています。
今では病院に緊急の連絡をする時もおどおどする事はありません
「冷静であれ、泣いても症状は治らない。
冷静に考えて、症状を伝え、指示をうける」
これからお子さんを授かる方
今、闘病中の方
病気も人生もきれいごとばかりではなく
トライ&エラーの繰り返しです
でも、どんな事でも人生の糧になると
私は信じています
今は先が見えず暗いトンネルの中かもしれない
でも実はもう出口はすぐそこかもしれない
私の武器は
「諦めの悪さ」それだけです
他には何もない
私はネガティヴな性格だったから
私はいつも息子を観察し、些細な事でも
すぐに受診をして
時にはそのまま入院する事もありました。
私は医師ではない
些細な事でも、気になって家で迷うくらいなら
医師に診てもらう
何もなければそれでいいのです
ネガティヴも良い面はあります
色々な考え方があります
それを否定したりするつもりはありません
十人十色
ただ、現在、慢性疾患患者や社会的弱者がおかれている状況は決して良いとは言えません
障害年金の打ち切り
医療負担の増加
就職率
就学問題
病院との関係など
問題は山積みです。
病気を持っていても、夢を諦める事なく
幸福な人生や自分らしい人生を送れるよう
その一石になれたら
私は幸せです。
未来のために
2018年6月25日(月)
この世の全てに感謝して🍀
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